自然や里山の資源を見直し、自立分散型の自然エネルギーに地域で取り組む活動です。

2011年3月11日の震災、そして福島の事故を機に、当たり前として世の中にあった様々な常識が変わってきました。安全安心に毎日を暮らしていくために、エネルギーを中央集権型から、住民が自ら参加出来るような自立分散型へ移行していきたい。エネルギー消費自体を少なくしつつ、我慢するのではなく、楽しく生きていけるような「暮らしを自らの手に取り戻していく」生き方へ向かいたい。私たちが目指しているのは、エネルギーシステムの移行だけでなく、地域の豊かな未来なのです。

発足について

相模原市緑区旧藤野町地区に生まれた藤野電力は、企業でもNPOでもない地域活動のひとつです。持続可能なこれからの生き方を考える英国発祥の市民活動で、世界に約1,000以上、日本でも60以上の都市で行われているトランジションタウン活動(トランジションタウン藤野)と、廃校にひかりを灯す「ひかり祭り」での電源供給などを契機として活動が始まりました。自立分散型の自然エネルギーDIYや防災啓蒙等を通じて生きる力を育む活動です。2011年より有志メンバーによって自立分散型組織として運営されています。

主な活動

1.お祭りやイベントへの再生可能エネルギーによる電源供給

2.再生可能エネルギー発電システム組立てワークショップの開催

3.再生可能エネルギー発電設備の施工

4.市民発電所の建設

5.効果的なエネルギーの使い方の研究と共有

6.防災やDIYの啓蒙活動