出張ワークショップ

電気をつくる・ためる・つかう

「電気を自分でつくる」ということは、ほとんどの日本人が体験したことがないのではないでしょうか。日常生活の中で、私たちはスイッチを押したりコンセントに差し込んだりするだけで自由に電気を使える環境に生きています。その環境そのものは素晴らしいことであり、快適な生活の土台にもなっています。しかし、だからこそ電気がどのように作られているのかを知ることも重要だと思うのです。火力、原子力、水力、太陽光と言葉ではもちろん聞いたことある発電方法ですが、実際にどれくらいの電気を生み出しているのか、そしてその電力を生み出すために何をやっているのか、「つくる、ためる、つかう」ということを通して今一度エネルギーのことを考え直してみましょう。

ミニ太陽光発電システム組立て出張ワークショップ

藤野電力は「ミニ太陽光発電システム」組立てワークショップを、日本全国の様々な地域で開催してきました。自分で電気が作り出せるこの仕掛けは、ソーラーパネル、バッテリー、インバーターをコントローラーに配線でつなげばでき上がり、電気のことはちょっと苦手という方でも、3時間ほどの作業で完成できるワークショップです。

このワークショップで学べることは、単に電気を作る方法だけではありません。日常生活の中で使っている電気の量が、自分が作りだせる量に比べていかに大きいかということを実感することにより、電気がどこでどのように作られているか、節電するには何をしたら良いのかという意識を持てるようになります。皆さんの地域への出張ワークショップも承っています。

出張ワークショップ開催料金

出張依頼費(参加者5名まで)
・藤野より30km圏内 (相模原市内、八王子、橋本など): 20,000円
・それ以外の地域:30,000円

※6名を超える場合はアシスタントが必要となり、30Km圏内で40,000円、それ以外で60,000円となります。また、体験用機材については5セットしか用意がないので、お持ち帰りコースを選んでいただく方がいらっしゃることが前提になります。

・交通費: 実費清算

・講師料: 1人あたり5,000円(全参加者負担)

例) 八王子市で5名(ワークショップ体験5名)

出張依頼費: 20,000円、講師料25,000円(5名)、交通費5,000円= 50,000円

出張ワークショップのコース

出張ワークショップでは、体験コースと持ち帰りコースの2つを用意しております。体験コースでは50Wパネルなどを使って実際にソーラーシステムを構築し、電工ペンチの使い方や組み立てに関する基礎スキルを身に付けることができます。実際に作ったキットを持ち帰りたいという方には、50Wと移動型電源の2つコースを用意しておりますので下記をご参照ください。

 50Wコース

このコースでは240w規模の電力を作ることができ、例えば30whのパソコンを8時間、8Whの電球を30時間使うことができます。このキットは万が一の災害時でも灯りを点けたり情報を収集するための非常用電源になり、防災セットとして常備しておくと役立ちます。組み立ててそのままお持ち帰り希望の方には、37,800円(講師料込み)で提供しています。

・50Wソーラーパネル(つくる)
・20Ahバッテリー(ためる)
・20Ahチャージコントローラー(制御する)
・500Wインバーター(つかう)
・テスター(しらべる)

 移動型電源コース

このコースでは、上記の防災コースのモデルをアップグレードし、移動型の機能を追加することができます。室内でも屋外でも使用でき、防災を主目的としつつキャンプなどでも活用できるタイプです。相模原の津久井産材を使った木製のフレーム付きで、59,800円(講師料込み)で提供しています。

・50Wソーラーパネル(つくる)
・20Ahバッテリー(ためる)
・20Ahチャージコントローラー(制御する)
・500Wインバーター(つかう)
・テスター(しらべる)
・木製の移動型モジュール

出張ワークショップ開催事例

仙台市地球温暖化対策推進協議会さん主催のワークショップ、では初日に10組、2日目に6組の方々にご参加いただきました。中には片手が不自由な方がいらっしゃって、どのようにご教示すべきかと思っているうちに、協議会のスタッフさんや隣で組み立てていたお子さん連れのご夫婦が、ごく自然に彼の片手を補うように手伝っている姿を見て、そうだ彼の片手になったつもりで手伝えばいいんだと勝手ながらも大きな気づきをいただいたり、また中には、今回2回目の参加でミニソーラーの増設をしたいと熱心に相談してくれる方がいらっしゃったり、今年もとてもあったかい気持ちの仙台遠征となりました。

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