『木炭蓄電池の製作ワークショップ』を初めて開催 『木炭蓄電池を作ってみよう!』炭から蓄電池を作る研究をしている人たちが島根県にいるということを知ったのが、ちょうど今から7年くらい前のことでした。そして、3年前よりその研究成果である木炭蓄電池の製造方法を松江高専の先生たちに教えてもらい、実際に藤野の中で製造できるようになるための連携事業を進めてきました。目標は、この中山間地域で地産地消型のエネルギー供給モデルを作ること。そして、そのためにはこの木炭蓄電池を一人でも多くの人がDIYできる環境作りが不可欠となります。今回のワークショップはその最初の1歩です。 ワークショップ内容 今回のワークショップでは、ソーラー発電システムに組み込む蓄電池を炭から作る工程を体験してもらいます。 地域のナラ枯れ材や間伐材を炭化させ、これに賦活処理を行った木炭を原料に約1Vの電気が溜まる板を作成します。 実際の製品はこれを12枚用意して約12Vの電圧まで上げるのですが、今回はその最小単位で実験を行います。 定員20名で実施します。(ただいま満席になりました) ※料金は無料ですが、気持ちばかりのドネーションをいただけると幸いです。 日程 9月29日(日) 午前9時 ~ 11時 ちょっと早いですが、8時50分までに会場にお越しください。 会場 藤野倶楽部 百笑の台所 結びの家 講師: 福島志斗 島根県 松江工業高等専門学校実践教育支援センター 技術専門職員ものづくり技術(機械・電気電子・化学工学)、電力工学を主に研究しており、木炭蓄電池の制御装置の開発などをしている。「木炭EDLCを用いた屋外照明用電源装置」の論文をはじめ、「電気二重層キャパシタの製造方法 」や「自動二輪車運転技能可視化装置の開発に関する研究 」などMISCを多数研究成果として発表している。 サポート講師: 高濱宏至 藤野電力 (海外連携担当)NPO法人Class for Everyone代表理事 藤野電力のワークショップをアフリカの非電化地域などで実施しつつ、地産地消型のエネルギー供給モデルを作ることを目指し、藤野のナラ枯れ材から木炭蓄電池の製作を行っている。松江高専の先生方の協力のもと、藤野の中で木炭蓄電池を製造するための取り組みを進めており、これをワークショップ化して他地域、さらには海外へ展開することを計画している。 アクセス 〒252-0186 相模原市緑区牧野4611-1 藤野倶楽部 百笑の台所(結びの家)●相模湖ICより10分 ※ 満席になりましたので、申込みを一度停めさせていただきます。誠にありがとうございます。